在宅ワーク無在庫物販から55万円返金?私の本音と涙の理由【実体験】

在宅ワーク
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「あのあと、どうなったの?」

そんな声がどこかから聞こえてくるようで、ようやく、少しずつ自分の気持ちと向き合えるようになりました。

在宅ワークの無在庫物販講座に申し込んだものの、思っていたような結果にはつながらず、気づけば心に不安や迷いが積もっていきました。

結果が出ない焦りと、自分への問いかけ。

そして、6か月の講座期間の退会と返金という決断。

本記事では、返金交渉の結果と、私自身が感じた心の変化について、正直に綴っています。

いま、同じように副業や講座で悩んでいる方がいたら。

ほんの少しでも、気持ちが軽くなるきっかけになれたら嬉しいです。

返金交渉の“結末”は、まさかの全額返金

退会の意思を運営に伝えたあの日から、しばらくの間、私は静かにその対応を見守っていました。

「返金なんて、本当にしてもらえるのだろうか」
そんな思いと、不安が入り混じった日々。

そして、申し出から約1か月が過ぎた頃、ようやく運営側とのチャットで返金に関するやり取りが始まりました。

やがて届いたのは、運営代表からのメッセージ。

「○○さま
ご事情を踏まえ、再度検討を行いました結果、
今回は全額返金にて対応を完了させていただくことといたしました。
…このような形となりましたことは、心苦しく、残念に感じております。」

目を疑いました。

「全額返金」という文字が、画面に確かに表示されていたのです。

信じられない気持ちで何度も読み返し、そして翌日、銀行口座を確認すると──
講座受講料の全額55万円が、確かに振り込まれていました。


家族の我慢に、ようやく伝えられた“ありがとう”

講座に申し込んだとき、私は「頑張るね」と家族に伝えました。

でも、その気持ちとは裏腹に、日々の不安が私の中に広がっていきました。

家族は何も言わずに見守ってくれていたけれど、きっと、私の迷いや不安を感じ取っていたと思います。

返金されたあと、私はその一部で子どもに夏用の肌布団を買いました。

決して高価なものではありません。

でも、「我慢させてごめんね」「いつもそばにいてくれてありがとう」という気持ちを込めた、私なりの小さな“お返し”でした。

派手なことはできなくても、心を込めた行動が、ようやくできた気がしています。

返金以上に、自分で動いた“手ごたえ”が残った

金銭的に返金されたことは確かに助かりました。

でも、それ以上に大きかったのは、「自分で声をあげた」という経験です。

・やり取りを記録として残したこと
・感情的にならず、相手の反応を見極めたこと
・必要な情報を集め、自分の考えで判断したこと

正直、途中であきらめかけたこともありました。

でも、「もういいや」と背を向けずに対応できたことで、私の中に確かな“経験”として残ったのです。

これから副業を始めるあなたへ、心から伝えたいこと

副業には、可能性があります。

新しい働き方の選択肢として、多くの人の生活を変える力も持っています。

けれど、すべての副業が“自分に合う”とは限らない、というのも事実です。

よく見かけるような言葉——
「スマホひとつで月10万円」
「シングルマザーでも安心、充実サポート」

魅力的に見えるその言葉の裏に、見えにくいリスクが隠れている場合もあります。

だからこそ、副業を始める前に、こんな確認をしてみてください。

  • 契約書の内容をきちんと読むこと
  • 返金条件や対応方針が明記されているか確認すること
  • 「自分の生活リズムに合っているか?」と一度立ち止まって考えること

焦らず、比べて、選ぶこと。

これは私が“遠回り”したからこそ伝えられるアドバイスです。

まとめ|返金以上に、自分に自信が持てるようになった

講座費用55万円が全額返金されたこと。

それは、大きな区切りであり、確かに安心できる出来事でした。

でもそれ以上に私にとって価値があったのは、「もう私は、逃げない」と思えるようになったこと。

そして今、この記事を読んでいるあなたが、もし不安の中にいるのなら。

「きっと、乗り越えられる」と伝えたい。

副業は、収入だけでなく、自分らしい生き方を探すひとつの道。

そう思えるようになった今、私はまた新しい一歩を踏み出そうとしています。