子どもが巣立って気づいた“私の時間”の使い方

暮らし
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子どもが巣立ったあと、家の中に訪れたのは――静かすぎる静けさでした。

忙しく過ごしてきた日々が、ある日ふと終わる。

「やっと自由になれる」と思っていたのに、なぜか心が追いつかない

巣立ちの日に流れた涙は、母としての時間が一区切りついた証だったのかもしれません。

でもそのあと、私はようやく “自分の人生” に目を向けることができたのです。

▽本記事では

  • 子どもが巣立った日、私は
  • ずっと“誰かのため”に生きてきた

などを、実体験をまじえてお届けします。

子どもが巣立った日、私は「うれしい」のに涙が出た

子どもが巣立ったその朝、笑顔で「いってらっしゃい」と手を振ったはずなのに、ドアが閉まった瞬間、思わず涙がこぼれました。

うれしい気持ちと、ぽっかりと空いた心の隙間。

その両方が入り混じった感情に、戸惑いながらも、「母親としての時間が終わったのだ」と静かに実感しました。

笑顔で見送ったのに、涙が止まらなかった理由

誇らしさと寂しさが一気に押し寄せて、胸がいっぱいになりました。

どちらも本心だからこそ、感情を抑えられなかったのです。

“母親の役目”が一区切りついた瞬間

毎日を子ども中心に過ごしていた私の「役割」が終わったように感じて、心がぽつんと取り残されたようでした。

心にあふれたのは、誇らしさと寂しさ

頑張ってきたからこそ感じる誇り。

でも、それと同じくらい、寂しさという名の静けさが心に染みました。

ずっと“誰かのため”に生きてきた

ずっと“誰かのため”に生きてきたから、自分の時間が怖かった。

毎日が誰かのスケジュールで動いていた私にとって、「自分の時間」は突然の自由であり、戸惑いそのものでした。

何をすればいいのか分からない。

気づけば部屋でぼんやりと過ごす日々。

母としての役目が終わったあと、私は“空っぽな自分”と向き合うことになったのです。

自分の時間を持つことが、落ち着かなかった

最初は時間があるのに、心は落ち着かず、「何かしなきゃ」と焦る気持ちばかりが募っていきました。

“役割”がないことへの不安

「母」という肩書きがなくなったとき、自分には何が残るのか。不安で、自分の存在意義さえ分からなくなりました。

「何をしていいかわからない自分」に戸惑った

日々の雑務がなくなることで、思いがけず「私はどう生きていきたいの?」という問いが浮かびました。

“自分のために使う時間”に罪悪感を感じた日々

子どもがいない時間、自分のためにカフェに行ったり、趣味を楽しんだりしても、どこか心が落ち着きませんでした。

「私だけ楽しんでいいの?」という罪悪感。

今まで“誰かのため”に生きてきた私にとって、 “私のため”の時間は、最初とても贅沢に思えたのです。

「私だけ楽しんでいいの?」という迷い

子どもは頑張っているのに、自分はのんびりしていていいのか。

そんな思いが、頭から離れませんでした。

心からリラックスできなかった理由

楽しんでいても、ふとした瞬間に「これでいいの?」と考えてしまい、心からリラックスできない自分がいました。

罪悪感との向き合い方

「私も頑張ってきた」と少しずつ自分を認めていくことで、ようやく罪悪感から自由になれました。

気づいたのは「この時間こそが、私の人生だった」ということ

朝の光の中でコーヒーを飲みながら、「これが私の人生なのかもしれない」とふと思った瞬間がありました。

予定もタスクもない、静かな時間。以前は“無駄”だと思っていたそれが、今は“贅沢”で“豊か”な時間だと感じるようになりました。

これが私の人生なんだと、心から思えたのです。

何もしない時間の大切さ

ぼんやり過ごす時間が、思っていた以上に心を整えてくれました。

それも大事な「私の時間」でした。

「私の人生」を見つめ直すきっかけに

誰かのためではなく、自分のために生きる時間。

それを考えるようになったのは、子どもの巣立ちがきっかけでした。

今まで気づかなかった小さな幸せ

花の香り、風の音、朝の静けさ。

以前は見逃していた小さな幸せに、心が動くようになりました。

「私の時間」を心地よく過ごすためのおすすめアイテム

ひとりの時間を大切にするようになってから、「お気に入りのアイテム」を少しずつ揃えるようになりました。

ここでは、私が実際に使ってよかった“心がゆるむアイテム”をいくつかご紹介します。

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  • アロマ加湿器:乾燥する季節でも心地よい空気と香り
  • ナチュラル系マグカップ:お気に入りの器でコーヒーを

「ちょっとした贅沢」が、心を満たしてくれる。そんな瞬間って、ありますよね。

もしあなたが今、ぽっかりと空いた“自由な時間”に戸惑っているなら、
それは何かが失われたのではなく、“取り戻すチャンス”なのかもしれません。

誰かのために頑張ってきた時間がある人ほど、これからは自分のために生きていい。

その権利は、ちゃんとあなたにもあると思うんです。

まとめ:子どもが巣立ったあと、私が始めた3つのこと

🔸 朝のコーヒーを“ゆっくり飲む”という贅沢を楽しむようにした
🔸 気になっていたブログを始めて、「私の言葉」を書くようになった
🔸 部屋にひとつ、お気に入りの雑貨を飾ってみた

どれも小さなことだけど、「自分を大切にする感覚」を取り戻せた気がします。

読者への一言:

もし、あなたが“ぽっかり空いた時間”に戸惑っているなら──
それは新しい始まりの合図かもしれません。

どうか、自分の心が喜ぶことに、遠慮せず時間を使ってください。
きっと少しずつ、「私の人生」が動き出します。

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