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退職が続く現場で、残された私たちはどこへ向かえばいいのか
昨夜は、なかなか寝つけませんでした。
布団に入って目を閉じても、気持ちが落ち着かなくて。
ずっと心のどこかで「きっと、いずれ辞めるだろうな」と思っていた職員が、本当に職場を離れることになりました。
覚悟はしていたはずなのに、いざ現実になると、悲しさと寂しさ、そしてどこか納得しているような気持ちが入り混じって、胸の奥が静かに波打っていました。
残された私たちは、どこへ向かうのか
ひとり、またひとりと現場を支えてきた人たちが去っていく中で、残された私たちは、今ここにいる人だけでも、これからどこへ向かえばいいのだろう…。
そんな問いが、ふと浮かびました。
立ち止まりながら、考えてしまう
利用者さんのケアは変わらずあるし、日々の業務はいつも通りに回していく。
でも、手を止めたその一瞬に、「この状態って、いつまで続けられるんだろう」と思ってしまうことがあります。
人数が減るたびに、笑顔が減っていくような、空気が冷えていくような──そんな感覚があるのです。
本当は、誰かが道を示してほしい
「これからは、こうしていこう」と言ってほしい。
「大丈夫だよ」と、背中を押してほしい。
けれど、きっと上の人も、同じように迷っている。
私たちと同じように。
だからこそ、残された私たちで「なんとかしよう」と、言葉にはしないけれど思ってしまう自分もいて。
問いを持ち続けることしか、今の私にはできない
「私は、何のためにここにいるんだろう」
「これからの“私の働き方”って、どうありたいんだろう」
すぐに答えは出ないけれど、問いを持ち続けることが、今の私のかたちなんだと思っています。
この気持ちが、未来の自分をそっと抱きしめてくれるように
きっと1年後、2年後にこのブログを読み返したとき、
「あの頃の私は、よく頑張ってたなぁ」と思える日が来るのかもしれません。
今は、まだ気持ちが揺れているけれど、この記録が、いつかの自分をそっと抱きしめてくれますように。